アイスディスペンサー

チップアイスディスペンサーは、ボタンまたはレバーの操作でコップへ直接氷を注げるディスペンサー式の製氷機です。貯氷庫に手やスコップを入れない構造のため衛生管理がしやすく、氷提供のセルフ化・省人化に貢献します。社員食堂・介護施設・宿泊施設・セルフドリンクコーナーなど、不特定多数が利用する環境で広く採用されています。

チップアイスディスペンサーの選び方

注出能力(1時間あたりの提供杯数)から選ぶ

機種選定の起点は、最も混み合う1時間に何杯の提供が必要かです。

「ピーク1時間の利用者数 × 1人あたりの杯数」で必要量を算出し、それを満たす注出能力の機種をお選びください。

70kgクラス
高速注出タイプで1時間あたり最大約110杯(メーカー公表値)
100〜125kgクラス
高速注出タイプで1時間あたり最大約229杯(メーカー公表値)

※上記は高速注出タイプ(ホシザキ DCM-HMシリーズ)の公表値です。標準タイプ・小型機の仕様は各商品ページをご確認ください。

注出方式から選ぶ

ボタン式チップアイスディスペンサーの操作パネル

ボタン式

  • 押している間だけ氷が注出される方式

  • 操作が分かりやすく、利用者を選ばない定番仕様

  • 氷・水の切替注出に対応する機種もあり(対応可否は各機種の仕様を確認)

レバー式チップアイスディスペンサーの利用イメージ

レバー式

  • コップをレバーに押し当てて注出する方式

  • 片手で完結し、指がボタンに触れないぶん衛生面で有利

  • セルフコーナーの衛生基準に対応しやすい構造

設置環境を確認する

  • 製氷機と同じく給水・排水の配管接続が必須。カウンター設置では配管の取り回しを事前に確認

  • 電源は単相100V対応の機種が中心。大がかりな電気工事なしで導入できるケースが多数

  • 本体幅は345〜430mm程度の卓上型が中心。放熱スペースの確保もあわせて検討

導入が進んでいる施設・現場

  • 社員食堂・学生食堂・給食施設:配膳列の省人化と衛生確保を両立

  • 病院・介護施設:利用者・入居者への安全な氷提供に。スタッフの配氷業務を削減

  • ホテル・温浴施設:朝食会場や湯上がり処のセルフ給水スポットとして

  • 飲食チェーンのドリンクバー:必要量だけ注出されるため氷のロスを抑制

工場・建設現場の休憩所に置き、冷たい飲料をすぐ用意できる熱中症対策設備として使う例もあります。クーラーボックスへの補充用などまとまった量の氷が必要な現場には、貯氷量の大きい大型製氷機のほうが適しています。

よくあるご質問

Q. スコップで取り出す通常の製氷機と、どちらを選ぶべきですか?

厨房内でスタッフだけが使うなら通常の製氷機、利用者自身が氷を取る運用や配氷の省人化が目的ならディスペンサーが適しています。注出口から直接コップに落ちる構造のため、貯氷庫の開閉やスコップの衛生管理が不要になります。

Q. 導入時に必要な工事はありますか?

給水・排水の配管接続が必要です。電源は単相100V対応機が中心のため、コンセントと配管が確保できる場所であれば大がかりな工事なしで設置できるケースがほとんどです。設置予定場所の条件をお知らせいただければ、機種選定からご案内します。

Q. 何名規模の施設まで対応できますか?

ピーク1時間の提供杯数でご判断ください。高速注出タイプは70kgクラスで1時間最大約110杯、115kgクラスで約229杯(メーカー公表値)に対応します。食堂の座席数や利用者数をお知らせいただければ、一括見積りにて適切なクラスをご提案します。

Q. 衛生管理はどのように行いますか?

注出口・受け皿まわりの日常清掃に加え、取扱説明書に沿った庫内・フィルターの定期清掃を運用ルール化してください。セルフコーナーでは、利用者が触れるパネルやレバーの拭き上げを営業時間中に組み込むと、より衛生的に運用できます。

Q. 請求書払い・複数拠点への納品はできますか?

いずれも対応可能です。請求書払いは初回のお取引からご利用いただけます。複数台・複数拠点への導入や、製氷機・冷凍ストッカーとの組み合わせは一括見積りからまとめてご相談ください。

プロのアドバイス

夏季・イベント期間だけの利用はレンタルが便利

ご利用が数ヶ月に限られる場合は、搬入・設置から撤去までワンストップの機器レンタルをご検討ください。利用期間をお知らせいただければ、購入した場合との費用比較のお見積りも作成します。

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